いちのみや人から人へ◆ほッと!インタビュー

この地域で暮らす人・働く人、さまざまな分野で活躍する人を紹介!

運動を通して心の底から笑うママを増やしたい。産後ケアが当たり前、そんな社会を目指して。

 バランスボールを使ったエクササイズレッスンを開講しているのが、インストラクターの小島佑宇子さん。運動に挑むハードルを下げるため、楽しさ第一のレッスンを実施。子連れのママやシニアなど、女性専門に体づくりの大切さを伝えています。さらに、バランスボールの良さを一宮市で広めようと、指導者育成にも尽力。生徒の笑顔をやりがいに、身体も心も120%の力で届けています。
 そんな小島さんが、特に力を入れているのが産後ケア。「バランスボールは筋肉を強化し、骨格を整えることができます。自律神経のバランスもスムーズになることから、ダメージを受けている産後には効果的。心と身体をケアして、自分に目を向ける時間を作ってもらえたら」と産後に特化したクラスで、ママたちの身体を調える場を提供しています。
 昨年秋には、産後指導士らと市民活動団体を結成。バランスボールや自身の経験を生かし、産前産後ケアの大切さを発信しています。
 「育児はまさに24時間営業。孤独を感じやすいだけに、誰もが当たり前に産後ケアが受けられる仕組みを作りたい」と小島さん。心の底から笑うママを増やし、地域や社会の活力につなげたいと、笑顔で語っています。


一般社団法人体力メンテナンス協会
バランスボールインストラクター・産後指導士
小島 佑宇子さん