百歳超えても、元気に自分の足で歩き続けよう!
多くの人が悩む「ひざの痛み」をテーマに、当センター医師が解説!併せてカンタンな体操もご紹介します。
ひざには体重の5倍の負担!
ひざは人間の歩行を支える要ですが、平坦な道を歩くだけでひざ関節には体重の5倍もの負荷がかかります。それでもスムーズに歩けるのは、「軟骨」と呼ばれる水分の多い組織が骨の表面を覆い、骨同士が直接ぶつからないようクッションのような役割をしているからです。
しかし、長年使い続ければ、「軟骨」はすり減っていきます。やがて骨と骨が当たるようになり、レントゲンでもわからない小さなヒビが生じます。これを微小骨折といい、歩き始めや立ち上がり時のひざの激痛の原因になります。立った状態でレントゲンを撮ると、どの程度軟骨がすり減っているかわかります。
すり減る度合いを初期、中期、末期に分けると、初期は軟骨の半分が残っている状態であり、中期は内側の軟骨のみ完全になくなり、骨と骨がくっついた状態です。そして、末期になると軟骨は完全になくなり、骨まで削られ欠損してしまいます。(次回へ続く)
ひざの痛みで外来受診(初診)を希望される方は、完全予約制となります。詳しくはこちらまでお問い合わせください。
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