若手からベテランまで参加!! 多彩な坪庭が集結

尾張でお庭展~はにやすの坪庭~
4月15日(土)・16日(日)堤治神社

 庭師が想いを込めた「1坪」を展示する「尾張でお庭展」が4月15日(土)16日(日)、堤治神社(小信中島宮浦780―1)で初めて開催されます。

堤治神社にサンプル展示された坪庭

 同展は、若手庭師への技術継承や無名の作庭師の活躍の場づくり、庭文化を次世代へ繋ぐことなどを目的に、庭師の仕事ぶりや造園の魅力を発信しようというもの。近年では、静岡の「天空の坪庭」や京都の「令和の坪庭展」、奈良の「庭展なら」などで盛り上がりを見せる庭師イベント。これに触発された愛知で活動する小山美樹さん(薫風舎)と大野喜幹さん(庭喜)ら5人が、実行委員会を立ち上げて企画しました。

 当日は東海3県をはじめ、静岡、京都、奈良、大阪から庭師16組が出展。修業中の若手から出展経験豊富なベテランまでが、1.8m四方の「1坪」に多彩な造園技術でアイデア、センスを披露します。
 「1坪におさめる工夫は見どころの一つ。間近で見て、作り手の想いや世界観を楽しんでください。間違いなく庭の概念が変わります」と実行員の2人。また、地元一宮の若手庭師の川田樹さんは「若手の頑張りにもぜひ注目をしてほしい。修業の成果を1坪に込め、地元に見せたい!!」と意気込みを語っていました。

左から大野さん、小山さん、川田さん

 イベントは2日間で、両日とも9時~16時、入場無料。マルシェも同時に開催の予定。
 「飲食スペースもあり、多彩な世界の庭を眺めつつ食事も楽しめます。ちょっとした旅行気分にひたれるはず。ご家庭の庭に関する相談も気軽にどうぞ」と来場を呼びかけています。