この地域で暮らす人・働く人、さまざまな分野で活躍する人にリレーインタビュー
〜世代をつなぎ地域を結ぶ〜奉仕活動を広げて、みんなで楽しく笑顔に
地域の健康や福祉、教育など多方面への奉仕活動を行う一宮サウスライオンズクラブ。その同クラブの会長をこの1年、務めてきたのが二村さおりさん。
人のためにという奉仕精神のもと、少年野球チームの役員から東北の被災地支援まで、積極的にボランティア活動に参加してきた二村さん。その姿を見ていた同クラブ会員から誘われたのをきっかけに、2015年に入会。今年で8年が経ちました。
そのなかで大切にしてきたのは、世代をつなぐこと。「年齢や性別、国籍、障がいの有無も関係なく、互いの歩み寄りが大切。色々な世代や立場を超えた交流を通し、みんなが平等に笑顔になれれば」と二村さん。昨年には初のチャリティーボウリング大会をはじめ、体験型防災イベントなどを開催。楽しみながら支援したり、防災を学んだりと多くの市民が集まりました。
「子どもの頃は、知らない大人って距離があったり、逆に年を重ねると最近の若者は…と思ってしまったり。でも、ふれあうことで互いを理解し合えたら、地域社会がもっと良くなるはず。互いの知恵を伝える場も作れたら」と思いを巡らす二村さん。「人生の先輩方にしてもらったことを、今度は若い世代に惜しみなく伝えていきたい」とほほ笑んでいました。