一宮西病院の医療コラム

専門医が解説‼肩の痛みについて 拘縮肩(五十肩)について

「肩が痛い」「肩が上がらない」「ボールが投げられない」「肩の骨を骨折した」「肩がはずれる」…など、肩関節でお困りの方は多くいらっしゃると思います。一宮西病院・肩関節チームでは、患者さん一人ひとりのニーズに合わせた、より専門的な治療のご提案を目指しております。

拘縮肩(五十肩)の診断と治療

診断方法は、肩の動きの制限といった身体所見に加え、画像検査で行います。レントゲン検査では異常所見はなく、MRI検査で他の肩関節の疼痛の原因となる疾患を否定して、関節包の肥厚などがあれば、確定診断となります。
 治療方法は、リハビリ・関節内注射などの保存療法が主体であり、9割以上の患者さんは保存療法で治癒していきます。
 しかし、残りの患者さんは保存療法に抵抗し、積極的治療を要します。積極的な治療方法は神経ブロックを用いた「非観血的関節授動術」、全身麻酔下で関節鏡を用いて行う「鏡視下授動術」があります。
 各治療方法には長所と短所があります。しっかりと説明を差し上げた後、患者さんの希望に応じて選択していきます。

監修 一宮西病院 整形外科 部長
日本整形外科学会 専門医
梶田 幸宏