138親鳥カレーで地域を元気に

一宮商工会議所青年部が地域ブランド考案

カレーで街とおなかを元気にしたい!! 地域経済の活性化などを目指す一宮商工会議所青年部が、地域の新ブランドとして『138親鳥カレー』を考案。あわせてクラウドファンディング(CF)にも初挑戦しています。
 同団体は3年前、一宮の特産品や資源を使った新たなブランドを生み出そうとプロジェクトを開始。試行錯誤を繰り返すなか、いちのみや食ブランドである「尾張の卵」を産み終えた〝親鳥〟に着目しました。
 一般的に鶏肉といえば、ジューシーで柔らかい若鶏が主流。そのため、卵そのものは販売や菓子製造への活用などがあっても、親鳥自体は、一部加工食品となる程度で、一般の人が目にすることはほどんどないとか。この現実を知ったメンバーらは「卵を産んでくれた親鳥に感謝し、その生命を大切にいただくことで貢献したい」と商品開発に挑戦。そして生まれたのが『138親鳥カレー』です。
 若鶏よりも低脂質・高タンパクと栄養価に優れた親鳥は、噛めば噛むほどコクと旨みが出てくる味深さが魅力。そのうま味をたっぷり味わえるよう、一宮市ブランド卵の親鳥を贅沢に使用。絶妙な大きさのひき肉がふんだんに入ったチキンキーマカレーとなりました。

全国へ発信!! クラウドファンディング挑戦中

現在プロジェクトは、当初の目標金額200万円を達成。さらにネクストゴールとして支援者数300人を目標にしています。CFサイトは「キャンプファイヤー」で、千円から支援でき、3千円からは甘口・中辛などのセットを謝礼として用意。募集期間は9月19日(月・祝)まで。今後、地元イベントなどでも販売する予定とか。
 あふれる地元愛から生まれた138親鳥カレー。同団体は「138親鳥のおいしさを多くの人に広げ、
カレーを通して一宮をもっと盛り上げたい。ぜひご協力を」と呼びかけています。詳細は以下サイトで確認を。