BISAI輝く人 Interview

この地域で暮らす人・働く人、さまざまな分野で活躍するキラリ輝く人たちをご紹介!

サックスとともに歩んだ42年

サクソフォン奏者 竹内 幸枝さん

音楽と楽器がそばにいてくれる幸せ

サクソフォン奏者の竹内幸枝さんは現在、カルテットや吹奏楽団など3つのグループに所属。演奏活動のかたわら、音楽教室や母校の木曽川高校などで講師を務めています。
「サックスとの出会いは高校生の頃。見た目の格好よさや先輩の吹いている姿に一目惚れしました」と竹内さん。その魅力にのめりこみ、音楽大学へ進学。その後、結婚・出産、子育てと経ていく日々でも、かたわらには常にサックスが。音楽が途切れることはありませんでした。

しかし、51歳の時に病気が発覚。手術後には力が入らずサックスが吹けなくなるなど、辛い闘病生活を経験。それでも演奏仲間や生徒の存在、音楽がそばにあることが救いとなって乗り越えられた、と語ります。そして、病気をきっかけに気づいた体のコントロールの大切さなどを生徒たちにも伝えています。
                                                                                                                                                                       
 「大好きな音楽の世界で、興味のあることは全てやっていきたい。仲間と言葉を交わすように奏でる楽しさ、コンサートでのお客様との一体感、生徒たちが上達していく瞬間など、一つずつかみしめ、これからも音楽とともに、こんな日がずっと続いてほしい。それが幸せ」と竹内さん。サックスとともに歩んで42年。今後も、自身の音楽に命を吹き込みます。