いちのみや人から人へ ほッと!インタビュー

この地域で暮らす人・働く人、さまざまな分野で活躍するキラリ輝く人たちをご紹介!

母娘2人で切り盛り もてなしの心を込めて

お酒や 真ぁ家風(まぁちふぅ)
元栄 真弓さん 南華さん

お酒と会話と居心地の良さの店づくり

一宮駅から西へ徒歩8分、コメダ珈琲店の向かいにある知る人ぞ知る「お酒や 真ぁ家風」。店主の元栄真弓さん、南華さん母娘が仲良く切り盛りしています。

母親の真弓さんは、奄美大島・沖永良部島出身で、結婚を機に愛知県へ。一宮市に移り住んでからは20年。これまで飲食に携わり、昨年4月、娘を誘って店をオープンしました。「店名は、地元の言葉で〝こっちにおいでよ〟の意味。自分の字を入れて、私の家においでよと、気軽に立ち寄ってよとの想いで決めました」と真弓さん。

店内はカウンター席のみで、2軒目3軒目の利用や〆に立ち寄る人がほとんど。お酒と会話を楽しむのがメインとあって、真弓さんの故郷の奄美黒糖焼酎や泡盛を傍らに、母娘との会話を楽しむ人も少なくないとか。
「お客様にとって心地よい空間になるのが一番。だからどんな方なのか、好きなことや配慮するポイントなどを見極めて接しています」と真弓さん。そんな母の背中を見て接客に励む娘の南華さんは「孫のように接してくださる方もいて楽しい。もっと気さくに話せるようになりたい」とほほえみます。

「オープンから9ヵ月。徐々にお客様がお客様を連れて来店してくださるなど輪が広がりつつあります。皆さんに選んでいただけるよう頑張ります」と、母娘で紡ぐ憩いの場づくりに奮闘中です。