いちのみや 人から人へほッと!インタビュー

この地域で暮らす人・働く人、さまざまな分野で活躍するキラリ輝く人たちをご紹介!

自分を発揮して 自分の持ち味で 一宮に新しい風を

埋蔵文化財整理作業員  
仲間 理恵(まさえ)さん

仲間が増える喜びこそ街づくり活動の原動力

一宮に移り住んで20年ほどという仲間理恵さん。現在名古屋で、遺跡発掘後の土器や埴輪など遺物の修復やデータ管理を担う作業員として活動。そのかたわらで、一宮の街づくりにも積極的に参加しています。

 「きっかけは、イベント会場作りのための草刈りでした。一宮を盛り上げようと活動する身近な人たちの存在が大きな刺激に」と仲間さん。その後、タイミング良く行われた市民文化プロデューサー養成講座に参加。そこで出会ったメンバーと、昨年夏と冬に音楽イベントを開催しました。
「でき上がっていく感覚や達成感だけでなく、多くの方に楽しんでもらえたのが嬉しい。その反面、一宮出身でないのに街づくりに参加していいのかという迷いもありました」。でも、同時に気づいたのは、一番永く住んでいる一宮こそ地元だと思えている自分の気持ち。「壁を作っていたのは私の方で、街を盛り上げたい願いは同じ。今では私が動いた先で仲間が増えていく喜びが原動力です」とほほ笑みます。

 「街づくりを頑張っている多くの仲間たち、そのパワーを目の当たりにする日々。だからこそ、もっと積極的に関わり、自分を発揮して一宮に新しい風を吹かせられたら。仕事も絡めながら新しいイベント企画にも挑戦していきたい」と目を輝かせていました。