いちのみや人から人へ ほッと!インタビュー

この地域で暮らす人・働く人、さまざまな分野で活躍するキラリ輝く人たちをご紹介!

古き良きモノを使い続ける魅力と大切さ

西洋アンティーク ブルーベル
萬部真二さん 寛子さん

アンティークのある暮らしを発信

 「古き良きものを大切に伝えていきたい」と萬部寛子さん。夫の真二さんと今年3月、イギリスやフランスの食器・雑貨などを扱うアンティークショップをオープン。古いモノの魅力や楽しみ方、暮らしへの取り入れ方を発信しています。

もともと古い物が好きで、和洋に限らずコレクションしていた寛子さん。現在の住まいもアンティーク家具や雑貨に囲まれ、「ふり返れば、実家の部屋も、西洋のものを数多く取り入れていました」とほほ笑みます。

アンティークは、百年ほど前に作られ、使われてきたもの。親から子へ、あるいは別の持ち主へ代々受け継がれて現代に残ってきました。そのため、傷や染みはどうしてできたのだろう、ずっと前の持ち主はどう使っていたのだろう?と、その背景に想いを馳せることも好きと寛子さん。だから、欠けた部分さえ愛しく、そうした味わいや風合いはアンティークの魅力であり、長いこと大事にされてきた証しと語ります。

 「使い捨ての現代だからこそ、もう一度、古いモノを使い続ける大切さに目を向けてほしい」と寛子さん。今後は「アンティークのある暮らしの提案やリフォーム相談もやっていきたい。気軽にアンティークとの出会いを楽しめるイベントも開催したい」と意欲を見せていました。

instagram:@antique_bluebell